CO2濃度計は見た目も大事!CO2濃度ごとの換気方法の目安と必要換気量
CO2濃度計があると、二酸化炭素濃度が上がりすぎて不快を感じる前に対策が可能です。早めの対策によって、快適な空間が維持できます。また濃度計がある、というだけでこまめな空気の入れ替えを心がけるようになる、という効果もあるのです。
本記事では、二酸化炭素濃度ごとの風を通す方法と必要換気量の意味・特徴を紹介します。
【CO2濃度計】インテリアになじむ測定器!濃度ごとの換気方法とは

室内の二酸化炭素は、狭い場所に多くの人が集まれば集まるほど濃度が高くなっていきます。測定器で計測し、出ている数値に合った風を通す方法・機会を見つけてください。
1000ppm以下
空気がクリーンな状態で保たれています。しかししばらくすると1000ppmを超えるので、800ppmぐらいの数値になったら風を通しましょう。
1000~1500ppm
CO2濃度は高めですが、許容範囲です。室内の一部の窓を開け、風を通すことを心がけてください。
1500~2500ppm
CO2濃度としては高い数値です。眠気・倦怠感を感じる可能性もあります。30分に数分は窓を開け、前回の状態で風を通しましょう。またCO2濃度がきちんと下がるまでは、部屋の使用を控えてください。
2500ppm以上
CO2濃度がかなり高い状態です。濃度の数値が下がるまで、常に窓を全開にして風通しを行います。もちろん数値が下がるまでは部屋の使用を控えてください。
この4段階が、基本となる数値ごとの対応方法です。もちろん数値だけで判断せず、体調の変化にも気を配って対応しなくてはなりません。また風を通すだけでなく、利用者人数の制限をかけることも非常に効果的です。
【CO2濃度計】必要換気量とは何?見た目で判断できない空気のよどみ

感染症対策のために用いられることが増えているCO2濃度計ですが、同じく感染症対策の目安として注目されている言葉が「必要換気量」です。必要換気量とは、室内の空気を清潔な状態で保つために、最低限行わなければならない空気の換気量を指します。より具体的な「必要換気量」の意味・特徴を見ていきましょう。
風を通すことって必須なの?
人間が生きるためには、呼吸が欠かせません。呼吸では酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出します。室内をはじめとして密閉されている環境では、二酸化酸素の濃度がどんどん下がってしまいます。普段どおりの呼吸をするためには、風を通すことが非常に重要なのです。
CO2の濃度が高くなるとどうなる?
風を通さないと、室内の二酸化炭素が多くなって頭痛・眠気・倦怠感といった体調が変わってきたことを感じ始めます。また空気の流れが滞っていると、新型コロナウイルスやその他のウイルスが長時間室内に留まることとなり、感染リスクが高まる恐れがある点も要注意です。
必要換気量の計算方法は?
建築基準法のなかで、二酸化炭素濃度は1000ppmを超えないようにと決められています。この基準を守ることを前提として「1人に対して1時間で30立方メートル」の換気量が必須です。どれくらいの広さの部屋に何人いるかによって変わってくるため、その都度計算しなければいけません。
計算式は下記の通りです。
20×居室床面積(平方メートル)÷1人に対する専有面積(平方メートル)
上記はあくまでも一般住宅においての必要換気量を求める計算式です。建物の用途によって計算式が異なるため注意してください。
換気経路も重要
十分な換気量を満たすために、忘れてはならないのが換気経路の検討です。空気がどのように家の中を通り抜けるか、そして空気がどのように居室を通り抜けるか、の二つの観点から空気を取り入れる「給気口」と空気を排出する「排気口」を定めなくてはなりません。
CO2濃度計でこまめに濃度を確認しよう
二酸化炭素濃度は、数値が上昇すればするほど念入りな風通しを必須とします。1000ppm以上は一つの基準ですが、1000ppmを超え始めると人の体には異変が生じやすくなるので、できれば1000ppmを超えそうな時点で風を通すことが理想です。CO2濃度計があれば、常に濃度が確認できます。こまめな換気も意識しやすいでしょう。オフィスなどを快適な空間にするために必要換気量を踏まえ、安定して低い数値(1000ppmより下)が維持できるよう、ぜひこまめな換気を行ってください。
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