CO2センサがあれば快適空間!CO2濃度は意思決定能力に影響する?
CO2センサを購入する際、粗悪品を購入することがないように使用が推奨されている測定器の要件を満たす検出機を選ぶ必要があります。CO2の濃度は人間の認知能力にも影響するため、できるだけベストな環境を保つために定期的に測定をしましょう。
本記事では使用が推奨されている測定器の要件と、CO2の濃度が人間に与える影響を紹介します。
CO2センサの要件と併せて見た目のインテリア性も要チェック!

市販されている検出機の品質は、必ずしも保証されているとは限りません。品質が良くない検出機を使うと、測定精度が思ったよりも低くて困ってしまう可能性もあります。安価だから、という理由だけで購入するのではなく、求めるクオリティに達している検出機を選ぶことが大切です。
経産省などが作ったガイドラインでは、使用が推奨されている「測定器の要件」を定めています。安心して使用できる検出機を見極めるために、ぜひ以下2点を覚えておきましょう。
検知原理が光学式である
NDIR方式や光音響方式など、CO2の分子を吸収する特定の波長光を使用した検知方式のことです。
補正用の機能が付帯している
測定値のズレを自動・手動で修正する機能です。メーカーにより、補正を校正と呼ぶ場合もあります。
以上の2つの要件を満たしている検出機なら、測定精度も高く安心して使用できると考えられているのです。この2つの要件を満たしているかどうかを確認したうえで、検出機を選びましょう。
CO2センサを活用!二酸化炭素の濃度は人の意思決定能力に影響する?

オフィスは従業員が多くの時間を過ごす場所です。従業員が気持ちよく仕事をするためにも、オフィスの空気環境は万全に整えておかなくてはなりません。
万が一空気環境が悪化すると、「頭がぼんやりとする」「判断能力・集中力が下がる」「作業効率が悪くなる」「体調の異変を感じる」というような現象が起こることがあります。オフィスの空気環境を悪化させる原因となるのは、空気中に含まれるCO2の濃度です。
様々な研究によって明らかになる空気の質が及ぼす影響
アメリカのエネルギー省の研究機関であるローレンス・バークレー国立研究所のウィリアム・フィクス氏と、ニューヨーク州立大学のウシャ・サティシュ氏が行った2012年に行った研究で、「室内のCO2の濃度が高くなると、人は意思決定能力を著しく損なう可能性がある」と発表されました。
また、2017年にハーバード公衆衛生大学院が行った共同研究において、建築家やデザイナー、プログラマーなどを対象とし、換気率や化学物質、CO2の濃度がそれぞれ異なる環境下で認知機能の調査を行いました。
この結果、換気、CO2・化学物質の濃度が適切、いわゆる「グリーン環境」では、通常の環境下よりも実験による認知機能が平均61%上昇しました。さらに換気の頻度を上げて向上した環境下(グリーン+)においては、2倍もの認知機能が示されたのです。
表にまとめると、以下のようになっています。
グリーン環境 | グリーン+ | |
危機対応能力 | 97% | 131% |
---|---|---|
戦略立案能力 | 183% | 288% |
情報活用能力 | 172% | 299% |
いずれも環境が良くなればなるほど、パフォーマンス力はアップすることがわかります。
この調査によって、室内の換気量やCO2濃度といった空気の質が、従業員の認知機能に大きな影響を及ぼすことが明らかになっています。
日本で定められている基準
日本においても、厚生労働省が告知する「建築物環境衛生管理基準」によって、空気調和設備を設けている場合の空気環境の基準が公表されています。それによると、「オフィス内のCO2含有率は1000ppmよりも下にする必要がある」とのことです。
※空気調和設備とは、エア・フィルターや電気集じんなどを用いて、外から取り入れる空気を浄化し、温度と湿度及び流量を調節・供給することができる機器や付属設備の総体です。
CO2センサは空気の質を高めるために役立つ
CO2センサは、空気中のCO2の濃度を測ることができる機器です。濃度が高い状態だと、人間は認知能力が低下することが研究によってわかってきました。またウイルスや細菌による感染リスクも高まるため、検出機にて濃度を測定し、高くなりすぎている場合は下げるための対策を行わなくてはなりません。
株式会社アイキューカンパニではおしゃれな見た目の検出機を取り扱っております。数値ではなく色でお知らせしてくれるので、数値を表示したくない場面でも活躍するセンサです。見た目がおしゃれでどんな場所にもマッチする検出機を探している、センサは必要だけどインテリアの雰囲気を壊したくないという方は、ぜひ株式会社アイキューカンパニの製品をご検討ください。
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