CO2濃度計をおすすめする理由！おしゃれなデザインが人気

設置前に確認すべきこと

二酸化炭素濃度計測器を設置する際は、室内のどこで二酸化炭素濃度が高くなりやすいか、あらかじめ測っておきます。その結果から、二酸化炭素濃度が高くなりやすい場所や人が集まりやすい空間を見極めて、二酸化炭素濃度計測器を設置しましょう。

また、感染症の集団感染対策の一環として二酸化炭素濃度計測器を設置・使用が推奨されるのは、いわゆる3密になりやすい場所です。オフィスや会議室、デイサービス、フィットネスクラブ、飲食店、ホテル、病院など、人が集まりやすい場所は二酸化炭素濃度計測器を設置しましょう。

設置にあたっての注意事項

二酸化炭素濃度を正確に測定するため、以下の点に注意します。

1. 部屋や間仕切りがあるごとに1台ずつ設置する
2. 外気の影響を受けないように、ドア・窓・給気口から離れた場所を選ぶ
3. 人の呼吸の影響を受けないように、人がいて呼気が直接当たる場所から50cm以上離れた場所を選ぶ
4. 人が呼吸する高さに合わせて設置する（床上75～150cm程度の場所）
5. 室内にストーブ・コンロがある場合は燃焼でCO2が加算されることを考慮する

これら5つには十分注意して設置してください。

感染対策ができる

新型コロナウイルスの流行が続く中、やはり最も大きなメリットは感染対策ができることです。CO2濃度が高くなると感染する確率が高まると考えられています。適切なCO2濃度を計って常に把握しておくことは、新型コロナウイルス対策としても有効です。他の感染対策と併せて実施すれば、新型コロナウイルスの感染予防効果をより高められるでしょう。

必要なときに必要なだけ換気ができる

続いてのメリットは、必要なときに必要なだけ換気ができるという点です。新型コロナウイルスの感染予防には、換気が重要だとされています。実際に日本医師会でも、換気が十分ではないまま空気が循環すると、感染のリスクが高まると提言しているのです。

では感染予防にも大切な換気ですが、実際にどれくらいの頻度で換気をするべきなのかがわからない…という人も多いでしょう。曖昧な認識でいると、2時間に1回でいいはずの換気を1時間に1回行うなど、手間がどんどん増えていきます。数値化されないため、どれだけ換気をしたら良いかもわからず、本当にちゃんと換気できたかどうか不安を抱えてしまう人もいるかもしれません。

曖昧さをなくすために役立つのが、CO2濃度計を使ったCO2濃度の計測です。CO2濃度計といっても様々なタイプがありますが、やはり精度が高く安定して数値が測れるものを用意しましょう。

CO2濃度が1000ppmを超えると、不快感が現れます。1000ppmに達する前、700ppmから800ppmという数字を目安にして換気を行うと、常に快適な状態が保ちやすいです。CO2濃度が数値でわかれば、必要なときに必要な分だけの換気ができます。何時間おきに換気をしたらいいのだろう、そろそろ換気の時間かな？などと考える必要もありません。結果として、換気をする手間が省けます。