かれこれ半年ぐらい準備していたデジタルFMラジオキットですが、やっと形になりました。使用するチップを変更したり、基板も4回も改版し、ファームもなんども修正して、やっと完成です。長かった。。
今までのFMラジオというと大抵はアナログ回路の集まりで、作ってみたけど感度が悪いとかノイズが多いとかチューニングが難しいなどなかなか実用的なものを作るのは困難でした。
初心者の電子工作というとラジオが定番なんだけど、作ったら作りっぱなしで全然使わない!って事がほとんどだと思います。
でも使いにくいんじゃしょうがないですよね。
弊社が開発したこのキットは、そのFM受信部にDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を用いたモジュールを使いました。
そのため無調整で高感度、ノイズの少ないFMラジオができたのです。
そしてこのFMモジュールを制御するためにマイコンを使っています。小さな8本足のチップですが、この小さなマイコンがFMモジュールに指令を出し、モードを切り替えたり選局したりしています。
制御のためのソフトウェアもHPで公開してますので、腕に自信がある方はソフトの改造にチャレンジしてみるのも面白いでしょう。
ボリュームのコントロールや、低音ブーストとかあたりからやってみてください。
キットの部品の小分けや袋づめといった作業が意外とめんどくさくてまだまだ在庫が少ないですけど、徐々に在庫増やしていきます。
夏休みの工作に親子一緒になって半田ごて握るのはどうでしょうか?
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